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優波離
ubari

■ 優波離 うばり

持律第一戒律に精通した人といわれました。

あるとき、優波離はお釈迦様に、森の中で修行したいと申し出でます。しかし、お釈迦様は優波離の実直さを考慮して、戒律禅定による智慧で悟りを開くように勧めます。

もともと律儀な性格だったので、戒律によく精通し、またよく守ったことから、戒律の第一人者となりました。お釈迦様が亡くなった後は、戒律部門の編集の中心人物として活躍しました。

優波離は理髪師で、お釈迦さまの髪を剃ることで出会い弟子となりました。

弟子入りのタイミングは、阿那律阿難と同時期です。当時は階級社会で、儀式は王族が先ですが、阿那律と阿難は、優波離の実直さに、出身による自分たちの奢りを反省し、受戒の順序を譲りました。

そのため当時の常識をくつがえし、優波離が先に受戒することになりました。

 

十大弟子

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