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阿難
anan

■ 阿難 あなん

阿難陀あなんだとも呼ばれます。多聞たもん第一といわれます。お釈迦さまの説法をもっとも沢山聞いたということです。説法を沢山聞けたのは、お釈迦さまの秘書的役割を勤めていた為です。修行は未完成ながら、人柄の良さから多くの人に推薦され約20年勤めました。

阿那律と同様お釈迦様のいとこと言われています。出家も阿那律と一緒。お釈迦様より30才くらい若く、美男子、やさしい、世話好き、と伝えられています。

特に女性に親切であったと言われ、尼僧誕生のきっかけは阿難の働きと伝えられています。

阿難は他人につくす優しさのあまり、煩悩がなかなか捨て切れませんでした。しかし、お釈迦さまが亡くなり、一番たくさん話を聞いていた阿難は、お経の編集作業で責任者となり、その責務によりついに悟りを開きました。

 

十大弟子

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