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十 羅 刹

1 藍婆
2 毘藍婆
3 曲歯
4 華歯
5 黒歯
6 多髪
7 無厭足
8 持瓔珞
9 皐諦
10 奪一切衆生精気

阿落刹婆あらくせつしゃとも音写します。

インドの神話に登場する鬼神の一種です。男は羅刹婆らせつば、女は羅刹私らせつしといいます。

羅刹女の島があり、漂着する人を夫としては食い殺す話があります。

この話から、一般的には人食鬼とされますが、法華経の中では、法華経信者の守護神とされています。

法華経の話を聞いて、お釈迦様に法華経の信者を護ると近い、みな鬼神から善神になったといわれます。

十羅刹は、普賢菩薩に仕える十人の羅刹女です。

また十二天の中の羅刹天はたくさん居る羅刹の主です。

ご真言
おん あらきしゃせいびや そわか。
おん ぢりちえい そわか。

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