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伊舎那天
ishana-ten

■ 伊舎那天 いしゃなてん

十二天の北東の担当です。諸々の魔衆の主。元は火や風を司る神様です。仏教では大自在天=摩醯首羅天まけいしゅらてんの化身とされます。

目が三つ、右手に三鈷戟さんこげきを持ち、左手に血の入った杯を持ち、ドクロの首飾りをして薄気味悪い雰囲気を持ちます。

これは迷いや欲望を絶つため、人生の無常さや身のはかなさを悟らせるためと言われます。

伊舎那天が喜ぶ時はすべての神々も喜び、魔障は乱れない。しかし、伊舎那天が怒った時は、魔障がみな現れ国土が乱れると言われます。

   ご真言
おん ろだらや そわか。

十二天

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